ペニーオークションのシステム
2009年頃から日本に登場してきたペニーオークション。テレビやゲームなど人気のデジタル家電などが最大99%オフで買えるといううたい文句です。実際に見て見ると以下のような落札結果があったりします。
確かに安いです。嘘でしょ~とか思いつつも気になってしまった人は登録します。仕組みは以下のポイントです。
- すべて0円スタート。
- 1回入札する権利を購入する(25円から75円などサイトによって違う)。
- 1回に上昇する金額は1円から15円と決まっている。
- 1回入札するとオークションの残り時間が自動延長(15秒から30秒等)される。
- 残り時間が0になり、最後に入札した人が落札者となる(これは通常オークションと同じ)。
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です。注意すべき点は赤字の部分3点です。
その3点こそが格安落札を実現でき、しかも運営者側にも利益が出るというすばらしいシステムのからくりになります。
たとえば上の画像の炊飯ジャーの詳細は下のようになります。
商品の市場価格:12,800円
1回の入札に必要な金額:75円
1回の入札あたりに上がる金額:15円
落札金額:3,195円
落札者の入札回数:13回
送料:300円
で、落札者がかかった金額は
75円(入札権利)×13(入札回数)+3,195円(落札金額)+300円(送料)=4,470円となり、市場価格からすると65%オフで買えたことになります。
次に運営者側に入った金額は
3,195円(落札金額)÷15円(上昇額)=213(入札回数)
213×75円(入札権利)=15,975円
となり、15,975円が運営者側に入っていることになります。
ですが、変えなかった人はどうなるのでしょうか。
213(総入札回数)-13(落札者の入札回数)=200(無駄になった入札権利)つまり200回(15,000円分)の入札権利をどぶに捨てた人が落札者のほかに何人かいたことになります。
それがもし5人だとしたら一人40回(3000円)を損していることになります。落札者はいいですが、落札できなかった人は厳しい結果になります。こういったことからこの手のサイトがオークションではなくギャンブルと言われる理由にもなるのです。
ただし、上に挙げた例は極力単純なパターンで考えただけで、実際にはもっと複雑な要素がからみ奥が深いものになります。